☑効果の秘訣:全身を30分以内で検査治療する。
150年前にアメリカの医師スティル博士が生み出した「歴史的に最も価値のある」手技療法オステオパシー。
薬を使わずに人々が安楽な人生を送れるため、日夜研究が行われていました。
しかし、1つだけ問題がありました。それは全身の検査と治療を20分程度で行わなくてはならなかったのです。
理由は「検査や治療にも患者さんのエネルギーは失われていく」という事実です。
皆さんは「えっ」と思うかもしれませんが、検査や治療でエネルギーを吸い取られてしまい、回復できない場合が数多くあるのです。
ですから、短時間で全身の検査と治療を。。。これは至難の技でした。
幾度も修正されながら今日その技法がイギリスで発展し、今も多くの人々に愛されています。
なぜアメリカからイギリスなのでしょうか?理由は、スティル博士のもとで生理学の教授として教壇にたっていたリトルジョン博士がその問題を解決する方法を生み出したからです。
スティル博士はあまりにも天才的でしたので、他のものが真似ることができませんでした。
そこで、リトルジョン博士が理論や科学、エネルギー的な観点を考慮して彼なりに再構築したのです。
リトルジョン博士の故郷であるイギリスで、それらが今も発展し愛されているのです。
☑手順1:足裏関節すべてを検査します。
何事もまずは足から基本から。
この手間を惜しんではなりません。
足裏は本当に大切です。
「いくら治療しても、足裏を治療しする事はない」といわれるほど、治療すればするほど効果があがる部位です。
理由は常に地面に接地しているからです。
足裏には沢山の小さな関節があります。
立ち仕事やスポーツや怪我は足裏関節を硬化させます。
すると歩き方が微妙に変化します。
それはバランスの崩れた歩き方です。
仮に一日に7千歩歩いたとします。
7千回バランスの悪い歩き方であるくと、完全に骨盤を超えて頭蓋骨まで歪むでしょう。
足裏関節を丁寧に検査する事は本当に大切な事です。
☑手順3:膝関節。
姿勢の癖はだれにでもあります。
足組や片足重心などです。
それらの癖は何十年も治ることはありませんね。
すると、関節の隙間が狭くなります。それは痛みの原因なのです。
しかし、あまりにも小さい癖なのでみなさん気づきません。
膝の関節の検査をするだけでも、その人の癖がわかるのです。
癖を良い習慣に変える事が自然治癒力向上の近道なのです。
また、年齢を重ねると膝に痛みを感じる人が多くなります。
膝の痛みは外出や観光や運動する機会を減少させます。
人は出歩く事で健康を保っています。
寝たきりや、家に閉じこもると体、心、神経が退化するのです。膝のメンテナンスは本当に大切です。
☑手順4:骨盤と股関節。
みなさんも気になる骨盤と股関節の歪み。
中には子宮や卵巣、膀胱や腸前立腺など人間にとって大切な臓器が詰め込まれています。
また古来から肚(ハラ)と言われますように、心の座としても大切な場所です。
いつも心が安定している人生は心地よく、清々しいものです。
骨盤と股関節の歪みはそれらの健全なチカラを妨げますし、さらには仙骨(背骨の土台)をも歪めてしまうのです。
すると背骨が曲がります。
背骨が柔軟でなければ、内蔵は元気になりません。
どこか肌の色がすぐれない、何か活力がでない。
集中できない、などの原因にもなります。
骨盤(仙骨)は脳と硬膜と呼ばれる「膜」で繋がぅています。
ですから骨盤の歪みは脳を圧迫して、虚血状態にします。
すると霧がかかったような、心地悪い状態が何年も続きます。
そのような不定愁訴の原因もここにあるのです。検査しなければならない大切な場所ですね。
☑手順5:背骨、肋骨、骨盤関節。骨盤の真ん中の骨「仙骨」という骨があります。
その上に背骨が乗る。。。それが人の構造です。
骨盤がカチコチになると背骨は歪みます。
背骨の中には「太い神経」が脳まで続いています。
その神経は全身からの情報を集めて脳に送ったり、脳からの命令を全身に伝えたりしています。
そして背骨の中にある「太い神経」の周りには無数の血管があります。
もちろん静脈もあります。ここが問題なのです。
この静脈はどういうわけか「うっ血しやすい構造」になっているのです。
背骨の中だけですが「うっ血」しやすい構造になっているのです。
ですから背骨が歪むとさらに「うっ血」しやすくなるのです。
そうなると「内蔵」「筋肉」に悪影響がでるのです。
また、肋骨と背骨はつながっています。
肋骨の動きは肺(呼吸)に関係します。
呼吸が浅くなると酸素不足になるのです。
この酸素不足は何年も続きます。
すると体が未病の状態になり、病気の手前の体を完成させるのです。
恐ろしいですね。日頃から骨盤関節、背骨、肋骨、いや全身を調整しておく必要があるのです。
☑手順6:肩甲骨とその周辺:肩甲骨が心臓に関係する、肝臓に関係する、骨盤、肺に関係すると言われてもピンとこないかもしれませんね。
しかし、肩甲骨周りの筋肉は密接にそれらと関係します。
さらにリンパの流れとも関係します。例を上げるときりがないのです。
そこを確実に検査してどのようなサインがでているのかを見逃さないようにする事は大切な事です。
たかが「かたこり」と思うかもしれませんが、それは確実に未病なのです。あと一歩で病気になるサインなのです。
☑手順7:肩、鎖骨、胸骨、肋骨。肩と呼吸には深い関係があります。
といいますのも、呼吸するための補助的な筋肉は肩や胸や首から伸びる筋肉だからです。
要は肩まわりが緊張すると呼吸するのに体力がいるのです。
体力というのエネルギーです。
体の中にあるエネルギーを呼吸の方に余分にまわしているのです。
すると、免役機能のエネルギーが弱くなります。
本来免役機能に必要なエネルギーの数%を呼吸にまわしているのですから(肩周辺の緊張が原因で)すると、感染しやすくなるのです。
風邪をひきすぎたり、アレルギーや原因不明の症状がでる根本原因になるのです。
また、鎖骨の近くにはリンパの流路があります。
この流路は全身のリンパ液が心臓に帰還するための道です。
鎖骨周辺が固まっていると「むくむ」のです。むくむ=水たまりです。
それは中毒ですね。中毒は病気の原因になります。
そのような観点からみてもこの部位の検査は重要になってくるのです。
☑手順8:肘関節、手関節。手を使わない日はありませんよね。
手には沢山の関節があります。
理由は複雑な動きに対応するためです。
そして、経絡と呼ばれる気の流れの起点も指から始まります。
動きの面でも、気の面でも手は大切なのです。
さらに、手や腕の筋肉は心臓や胸、そして後頭部とつながっています。
後頭部の違和感や胸の苦しさ、循環不全などの根本原因は手や指にあるかもしれません。
さらに手と肘はセットです。手に関節だけが動いて、肘は動かないという事はありません。すべての関節は連動しています。
ですからどんな小さな部位でも見逃すと、それが後々、治癒力を阻害する原因になるのです。
☑手順9:頚椎、頭蓋骨、あご。「あご」が痛い。
異音がするなどを訴える女性は多いですね。
人間は2足歩行になりました。
すると重力の影響をまともに受けます。すると歪むのですね。
しかし、ある場所だけは歪ませたくないのです。
それはどこでしょか???そう「目」なのです。「顎」だと思いましたか??答えは「目線」なのです。
目線が歪むと生活に多くく支障がでますから、体のを補正的に歪ませてでも、目線を保とうとするのです。
それがグニャグニャ歪む原因になるのです。
では、目に近い関節はといいいますと。。。。「顎関節」ですね。顎も歪みを補正して目線を助ける作用がありますし、頚椎もそうなのです。首は可動範囲が大きいので自由に動きます。
そこで、大きく歪ませて、補正させて「ロック」して固定するのです。
そして目線を保つのです。それは頭蓋骨にも影響します。
脳は呼吸しています。
リズム的に動いているのですが頭蓋骨が歪むとリズム的な動きが悪くなります。そうすればいろいろな悪影響がでるのです。
これらの部位の検査治療は欠かすことができません。
しかし、数分の間に検査するという決まりがあります。
神経の関係で長く検査すると悪影響なのです。
ですから熟練して経験が必要になるのです。大切な部位ですね。
☑手順10:内蔵。内蔵はそれぞれで、固有の動きをしています。
肝臓は肝臓の動き、腎臓は腎臓の動きの
ようにそれぞれに独自のリズムがあります。
ほとんどの人はそのリズムが狂っているのです。
それは血流不全を引き起こします。
消化不良や解毒不足になりアレルギーや不定愁訴、しいては癌の原因にもなります。
内蔵は背骨から出る自律神経で動かされます。
ですから背骨の具合をみながら内蔵の状態を把握することも可能なのです。
暴飲暴食、投薬で内蔵のリズムがどのように壊れているのかを見つけ出す検査は非常に有効です。
また内蔵は感情と関係します。
ストレスを溜め込むのは内蔵の1つの性質ですね。
内蔵は大切な臓器です。
こころと体に密接につながっているのです。この部位の検査は非常に大切になります。
☑手順11:筋肉。皆さんは骨が大黒柱で、骨でが立てるための最重要部分だと思うかもしれません。
実は、筋肉のハリが私達を起立させてくれているのです。
おおげさかもしれませんが、骨んが筋肉の中に浮いているイメージなのです。
日常生活であなたはどんな姿勢をします?癖はありますか?それらをすべて、読み取り最適なハリを保ってくれているのが筋肉なのです。
しかし、長年の癖や習慣、スポーツや事故や怪我で筋肉は正常にはたらいてくていません。
大多数の方は筋肉のハリがアンバランスです。
これは、循環不全を引き起こし大病のもとになるのです。そこで筋肉のハリがもどるよに検査治療することはすごく大切な事なのです。
☑手順12:神経。神経はすべての組織を動かします。
神経が美しく正常に流れているかどうかを検査することは重要ですね。
筋肉のハリ具合や関節の動き方、皮膚の色など数多くの神経サインを見逃さずにその時の神経状態を探り当てていきます。
これは非常に大切です。その神経がなぜ流れにくくなるのか?そこが流れなくなるとカラダにどのような影響を及ぼすのか?それらを想像しながら検査治療すると健全な神経がカラダに宿り始めるのです。
☑手順15:リンパ。全身のリンパ循環の改善は非常に大切です。
理由として「意外にも病気の原因は感染にある」という事実です。
心臓病の原因は歯肉の細菌感染が原因であることは業界では有名な話です。
ウィルスや細菌などは、どこにでも存在しています。
もちろん人口の何億倍、何兆倍もそれらは存在していますから常に感染しているのです。
その感染をリンパ循環の中に含まれている「免疫」が防御しているのです。
こんな報告もあります。ジャングルでのトラの犠牲者は年間数十人。
温かい地域での蚊の犠牲者は年間数十万人だそうです。
小さないきものは、ウィルスを運んできます。
そう、人間は感染すると手立てがないのです。抗生物質が有効な場合は限られていますし、自分の免疫も殺しますのでどんどん免疫力が下がりやがて死に至るのです。
自然療法では手技を使ってリンパ循環を適切に刺激します。
そして免疫力を最高の状態に保つことができます。
自分の中にある免疫こそ最高の薬だと言われています。
他にもリンパを治療する理由は沢山ありますがまずはこれまで。
☑手順16:説明。例えば坐骨神経痛が発症したとします。
痛いですね。あの嫌な痛みは忘れられません。
そこで、その部位を触れてみますと、必ず組織が腫れていたり、肥厚していたりします。
熱がある場合も頻繁にあります。
では、そこでは何が起きているのでしょうか?一言でいうと、リンパ液のうっ滞がおきているのです。
そこに液が貯まると、「そこにある、神経や血管が圧迫されます」これが痛みの原因の1つにもるのです。
そこでリンパの流れを開放して圧縮を取り除くように治療するのですが、このときに「さじ加減」が必要なのです。
適切な強さと正確なタッチで治療しなくては、リンパ液は排泄されないのです。
また、その部位のみを開放しても他の部位がうっ滞していたらどうでしょうか?またうっ滞しますよね。
そこで全身の主要ポイントを治療するのです。手間をかけてこそ、全身の治癒力が反応してくれるのです。