ぎっくり腰は急に起る腰痛の事を総称していいます。
屈んだ状態からいきなり立ち上がったり、重い物を持ち上げたり、シャワーを浴びようと腰を反ったり、椅子に座ろうとしたり、朝布団から出ようとしたときなど日常生活で必ずやってしまう何気ない動作がきっかけで痛みに襲われてしまいます。
痛みはひどい場合だと、立ち上がれない、寝返りがうてない、椅子に立ったり座ったりができない、前屈みや後ろに反る事が出来ない、歩くときに一歩足を出すごとに痛む、などちょっとでも腰回りの筋肉に力を入れると激痛に襲われます。
こういったぎっくり腰でも時間とともに痛みは治まってきます。
それが普通の生活が出来るようになるまで2、3日か1週間なのかはどれだけ腰に負担がかかっていたかによって人それぞれです。
しかし、期間をあけてもなかなか痛みが改善しない場合もあります。
その場合は腰にゆがみが残っていることが多いです。ぎっくり腰は腰で捻挫が起きたような状態です。
捻挫は時間がたてば炎症が治まり痛みは改善してきますが、捻挫した時の捻じれやゆがみは残ったままになってしまいます。
その残ったゆがみによってぎっくり腰が再発してしまったり痛みが治らないということが起ってきます。
ぎっくり腰は痛みだけに捕らわれずに根本的なゆがみを調整することで初めて改善が見込めます。
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