ぎっくり腰とは日常でも良くあることで、当院に来院される患者さんの多くがぎっくり腰の症状で悩んでいます。
ぎっくり腰は急性腰痛の事を指します。
徴候として、「腰が痛くなりそうだなぁ」や、「重だるい感じ」等を感じることもあれば、そのような兆候もなく突然に痛みが出る場合があります。
しかしどちらも共通することは痛みの出る患部が硬いということです。
このように柔軟性の失われた部位は止まっている時でも動きの中でもストレスが加わりやすくなってしまいます。
結果、そこの筋肉や組織に損傷が起こり、ぎっくり腰と呼ばれるような症状が表れます。
ぎっくり腰の治療の説明をするときは人間をゴムに例えることが多くあります。
ゴムは通常良く伸びて柔らかい素材です。
しかし限界まで伸ばしてみると硬くなってしまい、さらに伸ばそうと力を加えると切れたり傷がついてしまいます。
それと同じ事が体の中にも起きているのです。
腰に普段から負担がかかっていて筋肉が硬い状態だと、よくあるのが重いものを持ったときに痛めた、なんていうことになるのです。
柔軟性が無い硬い体ではぎっくり腰になる確率は大きくなってしまいます。
皆さんは自分の体の柔らかさには自信はありますか?
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