不妊の克服には、赤ちゃんが授かりやすい体づくりをすることが大切です。
坂出整体パンダには、整体の施術を受けて通院期間中に妊娠された方が何人もいらっしゃいます。
腰痛や肩こりの症状を改善したくて通院していたのですが、整体を受けて体調が良くなり、さらに妊娠の報告をいただくということがあります。
中には不妊症で悩んでいたり、医療機関で不妊治療を受けていた方もいらっしゃいました。
元々は不妊の解消を目的とした整体ではありませんでしたが、身体の歪みを解消し、体質改善のためのセルフケアを実践してもらった結果、赤ちゃんが授かりやすい体質に変化したものと考えられます。
実際不妊でお悩みの方は多いです。
不妊症とは医学的には、「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、2年以上妊娠しない場合」を不妊症と定義しています。
不妊症の原因は様々です。女性だけでなく男性に問題がある場合もあります。
また医学的に異常が見つからないのに不妊であるケースもあります。
そのような不妊を「機能性不妊症」と言います。
坂出整体パンダでは機能性不妊症の場合は、体質を改善することで妊娠しやすい体になることが可能と考えています。
整体と生活改善アドバイスを通じて妊娠しやすい体質づくりのお手伝いを行なっています。
不妊でお悩みの方に共通する一つの特徴は、骨盤が歪み、骨盤の動きが悪いことです。
骨盤を支える筋肉群が固くなっているために、骨盤の動きも悪く、骨盤内臓器の働きも低下します。
生理痛や腰痛、便秘などの症状を抱えている人が多いです。
さらに骨盤が歪んでいると、その上に載っている脊柱(背骨)が歪みます。
脊柱が歪むと自律神経の働きも低下します。脳と神経の信号の伝達システムがうまく働きにくくなるのです。ですから、骨盤が歪んでいると、肩こり、背中のコリ、首コリ、頭痛、めまい、むくみなどの症状も出やすいです。
病気とまではいかないけれど、なんとなくだるい、調子が悪いという不定愁訴や自律神経失調症などになったりします。
そのような体の状態で妊娠することは母体にとって大きな負担となり危険なことでもあります。
ですから妊娠そのものを目指すことも大切ですが、妊娠しても大丈夫な体づくりをしていくことが大切といえるでしょう。
骨盤の歪みを取りのぞき、柔軟でしなやかな筋肉をとり戻します。
全身と骨盤内の血流が改善し、母体の健康状態が改善すると妊娠の確率もアップすることでしょう。
不妊でお悩みの方に共通しているもう一つの特徴は、「冷え性」であるということです。寒いときに手がかじかんでうまく字が書けなかったりした経験があると思います。冷えると神経や筋肉の機能が低下します。
手が冷たくてうまく動かないのと同様に、体全体の冷えも様々な機能低下を引きおこします。
自律神経失調症で悩んでいる人もたいてい冷え性です。
冷え性により、自律神経失調、免疫力低下などの問題も起こりやすくなります。
内臓も冷えれば内臓の働きも悪くなります。生殖器官の生殖機能も衰えます。
つまり体が冷え性であるということは、妊娠しにくい体質であるということなのです。
機能性不妊症の解決のためには、冷え性の改善が大切です。
冷え性の改善のためには、「体を冷やす習慣」をやめることと、「体を温める習慣」を増やしていくことが大切です。
半身浴は冷え性の改善に有効です。
40度前後のぬるめのお湯に20~30分入浴します。
おへそが隠れるくらいの水位に調節します。半身浴専用のイスもありますが、洗面器をひっくり返してイスにしても良いでしょう。
ゆるめのお湯で半身浴をすると、温められた血液が全身にめぐることにより身体の芯から温まります。
毎晩シャワーの習慣と、毎日半身浴でじっくり温まる習慣ではどちらが温まりやすいでしょうか?
「半身浴をする時間がない」「めんどうくさい」「寒い」などの意見もあります。
しかし半身浴をする時間は作れます。意識して作ろうと思うかどうかです。冷え性を改善したいと本気で思えば時間はいくらでも作れます。
「寒い」「なかなか温まりにくい」という場合は、温度を少し高めにしたり、水位を増やしたりして調節します。最初に全身浴をしてある程度温まってから半身浴をしても良いでしょう。
冷え性がひどいと、最初のうちは半身浴の効果が感じにくかったりします。しかし毎日続けていると徐々に温まるようになります。様々なグッズも販売されていますから楽しみながら半身浴をしたいものです。
半身浴をしながら読書をしたり、アロマオイルを垂らしてリラックスタイムにしたりすると楽しみながら半身浴ができますね。
足湯は服を着たままできます。
足湯も冷え性改善にかなり効果的です。
洗面器やバケツにお湯を張って足首くらいまでお湯に入れます。しばらくするとお湯が冷めてくるので、熱いお湯を継ぎ足しながら行ないます。だんだん上半身まで温まります。時間は7分ほど行ないます。
足湯の冷え性改善効果は抜群です。
また足湯には、子宮や卵巣などの生殖器や骨盤の働きを高める効果もあります。
骨盤の働きが高まると全身が元気になります。不妊でお悩みの方はぜひとも実践されてみてください。
家電店では足湯専用の器具も売っています。足湯専用のバケツなどもあります。そのような足湯専用グッズを利用して楽しく足湯を行なうのもよいでしょう。ぜひ毎日の習慣にしたいものです。
夏の冷房の効きすぎた部屋で長時間過ごしたり、体を冷やすファッションなど、冷え性になりやすい要素がたくさんあります。
意識的に防寒対策をしましょう。冬はもちろんのこと、夏も結構冷えやすいのです。なるべく寒くないような服装をしましょう。特に下半身や腹部は冷やさないようにすることが大切です。
冷え性の人は甘いもの好きの人が多いです。
甘いものは体を冷やします。
特に砂糖は冷やします。なるべく甘いものは控えましょう。
砂糖が心身に与える影響はかなり大きいですが、一般的にはほとんど知られていません。
分子整合医学、マクロビオティック、自然療法などの分野の知識は一般にはまだまだ浸透していませんが、自然療法の専門家は以前から砂糖の害を訴えています。
最近では医療の分野でも、新しい栄養医学の分野で砂糖の害が知られるようになってきましたが、まだまだ一般には知られていません。
不妊とは話がそれますが、仙台やすらぎの杜整体院には県外からの患者さんも多数来院されます。遠方からの患者さんは、ほとんどの方が近くの病院や治療院での治療を受けても改善がみられずに来院されます。そのような方のお話を伺ってみると9割方が糖分過剰摂取です。甘いもの(お酒も含む)が大好きなのです。
そういう人は甘いものを控えると体調も改善します。
冷え性の人もできるだけ砂糖(お菓子、ケーキ、清涼飲料水など)を控えましょう。
果物も体を冷やします。特にバナナ、マンゴー、パパイヤなど、南国産のフルーツは出来るだけ控えましょう。陰陽の考えは西洋医学にはありません。しかし陰性の食品は体を冷やします。南国産の作物は陰性が強いのです。
マクロビオティックというと菜食のイメージをもっている方もいるかもしれませんが、あるマクロビオティックスクールの校長先生は、肉食の害よりも砂糖や果物など陰性の食べ物の害のほうがはるかに大きいと言っています。
妊娠後も砂糖や果物をやめると安産になると言われています。
それほどに食べ物の影響は大きいのです。果物など陰性の食品もできるだけ控えましょう。
適度な運動も大切です。風邪を引いたり怪我をして数日間安静にしているだけで筋力が低下します。筋肉は使わないと衰えます。運動しないと筋肉が衰えます。体熱の多くは筋肉で作り出されます。
筋肉の量を増やし、運動量を増やすことで、血流も良くなり冷え性も改善します。
運動と言うと、つらい、きつい、などのイメージがあるかもしれませんが、体が望んでいる動きは非常に気持ちがよいものです。
ストレスがたまっていると体は冷えやすくなります。交感神経優位になりますから抹消の血管は収縮し、血流は悪くなります。ストレスは妊娠にとっても大敵なのです。
ストレス解消の方法は様々です。あなたにとって心地よく感じられることを意識的に行なったり味わったりしていくことが大切です。毎日の中で、リラックスできる時間を意識的に増やしていくのです。
このページに挙げたのは不妊解決のためのほんの一部の情報です。
基本的には冷え性を解消し体温を上げて、骨盤の周辺を柔軟にし、全身の自律神経機能を高めます。
総合的に妊娠しやすい体づくり、環境づくりに取り組んでいくことが大切です。
この体操だけやればよし、この食品だけ食べればよし、というものではありません。現代社会はストレスにさらされる頻度も多く、心も体も緊張しています。そのような状態では妊娠しにくいのです。
心と体がリラックスしてよりよい状態になると自然に赤ちゃんが授かる可能性が高まると考えています。
あなたに合わせた妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただきます。
整体パンダで体質改善していきませんか?
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