股関節の痛みは骨盤の歪みと関連しています。
股関節とは、足の太ももの骨(大腿骨)と骨盤がつながっている部分の関節です。
大腿骨と骨盤は、ちょうど電球とソケットのような関係になっています。(球関節)
股関節では、大腿骨が骨盤にはまっていて、その周りを靭帯が囲んでいます。
筋群で固定されています。とくに立っている姿勢や、歩行、走行といった動作をするときに動きます。
股関節は、体の重みがかかる関節です。体を安定させ体重を支えるという役割を果たしています。
また、スポーツを行なううえで、多くの場合股関節の大きな動きを必要とします。
股関節の動きが悪くなると、腰痛や膝の痛みなども発生しやすくなります。
股関節とは、太ももの骨(大腿骨)と骨盤をつなぐ関節です。
股関節付近に痛みがあった場合、原因は様々です。
股関節痛の大きな原因は大きく分けると二つです。
股関節痛の原因の一つは、股関節自体の障害です。
もうひとつの原因は、股関節ではなく、周囲の筋群や靭帯に問題があり痛みが生じている場合です。
股関節に痛みが生じているからといって、必ずしも股関節が悪いというわけではないのです。
股関節痛は、その痛みが発生している部位から痛みの原因を判別出来るケースもあります。
股関節の特に前側に痛みを感じる場合は、股関節自体に問題があったり、骨盤の歪みに原因があるケースが多いです。
股関節の後ろ側に痛みを感じる場合は、股関節以外の部位(臀部や骨盤の筋群)の問題で痛みが生じているケースが多いです。
股関節痛には様々な原因があります。
主なものを挙げてみます。
変形性股関節症は、特に女性に多くみられます。
変形性股関節症は初期・前期・進行期・末期に分類できます。
変形性股関節症の初期では、疲れたときや股関節に負担をかけたときに痛みが生じますが、普段の生活では特に痛みは気になりません。
変形性股関節症の前期になると股関節の痛みが強くなります。
痛みを感じる回数も多くなります。脚を引きずるような歩き方になったりします。
変形性股関節症の進行期になると股関節の痛みをいつも感じます。
股関節の可動域が狭くなり、日常動作も苦痛を感じます。
変形性股関節症の末期になると、股関節の痛みが非常に強い場合、人口関節の手術が必要な場合もあります。
先天性股関節脱臼は出生前後に股関節が外れる疾患です。
股関節がはずれると、歩行をはじめとする股関節の運動機能が大きく障害されます。
また、立っている状態や座っている姿勢でもバランスが悪くなり、腰痛や股関節痛の原因にもなります。
先天性股関節脱臼の原因は、おしめの巻き方、遺伝性、極端な向き癖などの説があります。
赤ちゃんや子供の頃は気がつかずに大人になってから診断を下されるケースもあります。
先天性という名前が付けられていますが、必ずしも生まれつきというわけでもないようです。
坂出整体パンダにも、医療機関で先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全との診断をうけた患者さんが来院されることがあります。
「痛みを我慢するか手術を受けるか?」という選択をせまられている人もいます。
整体を受けたからといって骨自体の変形が治ることはありませんが、筋肉の調整により股関節の動きが改善し、股関節の痛みも軽減するケースも多いです。
坐骨神経痛は、多くの場合臀部の筋肉の緊張が関係しています。
臀部の筋群は骨盤から股関節をまたいで大腿骨に付着している筋肉が多いです。
股関節を支える筋肉が緊張し、坐骨神経痛を引きおこしたり、腰痛を引きおこしたりすることも多いのです。
腰痛だからといって、腰の骨(腰椎)や腰の筋肉に原因があるとは限りません。股関節や臀部の筋肉に原因があり、腰痛や坐骨神経痛を引きおこしているケースも多いのです。
坂出整体パンダでは、股関節痛がある場合、その痛みの原因を判別します。
関節性のものなのか、筋肉に原因があるものなのかを調べます。
股関節と周囲の筋肉と両方に原因があるケースもあります。 臀部や骨盤に付着している筋群の調整、骨盤と大腿骨のバランス調整などにより、股関節痛が緩和することも多いです。医療機関で手術を勧められている股関節痛の患者さんでも、筋肉や骨格矯正により症状が緩和するケースもあります。
坂出整体パンダの施術は「治療」ではありませんが、骨格バランスを「より調和がとれた状態」に導きます。
その結果、ほんの少しの動きで股関節痛が解消したり、改善するということが起こります。
※すべての人の効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
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