腰痛の原因は筋肉などの組織の血流障害による酸素欠乏です。
ですから必ずしも骨格が歪んでいるから腰痛になるわけではありません。
しかし腰痛の方には歪んでいる方が多いのも事実です。
筋肉が固くなると骨や関節が引っ張られます。
二次的に歪みが発生するのです。
よく見られる腰痛のタイプと二つの歪みのパターンについて解説します。
腰のそりが強いタイプは腰痛過剰前弯タイプといい女性に多いです。
一方腰の骨がまっすぐになっている腰椎前弯減少タイプと言い男性に多いです。
座り仕事や運転が多い方にも多いです。
腰の骨のことを腰椎(ようつい)といいます。
第1腰椎から第5腰椎の5つの骨でつくられています。
腰椎はふつう軽く前にそるようにカーブしています。
これを腰椎の前湾(ぜんわん)といいます。
このように腰椎の前湾カーブが強いと、あおむけで寝たときに腰と床の間にすき間があきます。
あおむけで寝ると腰痛を感じる人はたいていこのタイプです。
こういうタイプを腰椎の過剰前湾といいます。
若い女性や、太った人で腰痛持ちの人に多くみられます。
あお向けで寝ると腰痛や腰の違和感があるので、横むきやうつぶせで眠るくせがついています。
横向きやうつぶせで寝ると首が寝違えをおこしやすくなります。
立ち仕事など立ち続ける姿勢で腰痛を感じる人もこのタイプが多いです。
また、女性で生理痛や生理不順、生理時の腰痛がひどい人はこのタイプが多いです。
体を後ろにそらせると腰痛が生じます。腰部の関節の間隔がせまく、体重が関節にもろにかかります。
ですから、筋肉の痛みというより、関節の痛みとして感じます。
腰の筋肉は柔らかいのにもかかわらず、腰痛を訴えます。
後ろにそったときに「アイタタタ、、、」といわゆる「こしぼね」に痛みを感じます。
関節性の腰痛を起こしやすいです。
腰椎過剰前弯タイプの特徴
☑腹筋運動が苦手。腹筋が弱い。
☑腰のそり(カーブ)が強い。
☑あおむけで寝ると腰が痛い。あおむけだと腰周辺が落ち着かない。
☑股関節痛になりやすい。
☑O脚である。
☑太ももの前の筋肉(大腿直筋)が緊張している。
☑すねの筋肉(前脛骨筋)が疲れやすい。
☑体を後ろにそる(後屈)がつらい。
うつぶせになって腰をさわってみると、腰のカーブが少なく、腰の骨がまっすぐになっています。
腰のアーチがないので、うまく体重が支えられません。
イスに座っていても、すぐに腰が丸まってしまいます。
腰が丸まってしまうので、長時間の車の運転、座りっぱなしなどで、腰痛を生じます。
姿勢も悪く、猫背になりやすいです。腰痛だけでなく、背中のはりや、肩こりなどの症状も同時に訴えます。
中腰の姿勢が苦手です。
中腰で作業をするとすぐに腰痛になります。(掃除機がけ、風呂そうじなど)
腰の筋肉がぱんぱんに張っています。慢性的に腰が重苦しい症状があります。
主に腰の筋肉に腰痛を感じます。ぎっくり腰を起こしやすいタイプですのでとくに重いものを持ち上げるときには注意が必要です。
腰椎前弯減少タイプ
☑腰やお尻の筋肉が硬い
☑太ももの裏やふくらはぎがパンパンに張っている。
☑イスに座るとき、腰を丸めて座る。
☑ぎっくり腰の経験者が多い。
☑太ももや足にしびれがみられることがある。
☑坐骨神経痛になりやすい。
☑中腰の作業がつらい。
☑体を前に倒す動作(前屈)がつらい。
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